アニメを使った英会話学習と基礎英語力
文法・中学1-3年レベル ・ 語彙の数 - 1500語

  アニメ英会話教材・サンプル

アニメを使って、日常生活に必要な実用英語力を習得するためには、中学3年間で学ぶ英語力が必要です。
英会話での基本的な文法は、中学3年間で、ほぼ学習できるからです。
文法の理解なしに、ただ聴いて覚えるだけでは、特殊な学習環境・状況を除いて、日本で生活する限り、何倍もの時間が必要となります。
とても、6ヵ月、1年、... では足りません。
中学で学習しない基本的な文法項目(派生項目)としては、文科省の定める現在の中学英語の学習指導要領では、具体例として、仮定法過去とか、過去完了、未来完了、関係副詞、分詞構文などは、高校に回されています。
私立中学などは、先取りして学習するのでしょうが、公立中学では、ほとんどが指導要領の範囲内でしょう。
中学英語では、語数(1200語)は増えましたが、文法内容は、変わっていません。
しかし、聴けて、話せて、書けて、を重視するようになりましたから、学習時間数に制限がある以上、当然かもしれません。

中学基本英語学習として、このサイトでは "eigozai" を載せています。20年以上前の製作ですが、全ての例文に音声が付いていて、文法理解には大きな効果が有ると思い、現在も掲載させて頂いてます。基本文法は、50年経っても変わらないでしょうから。

アニメを使って英会話を学べば、さすが、話し言葉です。文法を理解する前段階の単語の羅列が、いかに多いか... しかも早口でまくし立てられ、突拍子もない大声、頭を突き抜けるような、かん高い女性の声、とても聞き取れるものでは、ありません。
こんな時、教材を作る側としては、断片的に聞き取れる語句を整理して、文法を考えます。
日本語でも、たとえ、ネイティブ・日本人であっても、聞き取れないセリフは、よくあります。ただ、何となく言っている内容は分かるので、気にはなりません。
それが英語だと、はっきりさせたい感覚があって、苦労することになります。
現実に、制作している者ですら、そうですから、中学の基本文法が分からないと、殆ど前に進めなくなります。
話の内容が解らないことだらけでは、継続する意欲もなくなります。
少なくとも、話されたセリフの英文を見れば、直ぐに理解できるレベルでないと、アニメで英会話学習は、期待するほど効果が出ないかもしれません。
※ 聴いて英語の発音・音に慣れる、抑揚に慣れる、その意味でなら、時々利用するのも良いと思います。
まずは、中学英語を、80%程度、完成してください!
そうすれば、アニメ英会話は、英会話力獲得の最有力な手段になり得ます。

付け加えて、"アニメの英語版を英語学習に利用する" ことを推奨する意見が、検索記事に多く有りますが、私は、学習効率の点で、再考を要すると思います。
小学高学年、中1、中2 であれば、たまに見て聴くのは構いませんが、英語学習としては、先に押さえるべき内容が多いのではないでしょうか? もちろん、特別なケース(中学英語修得者)は除きます。
初級英語学習者にとって、もっと効果的な教材は、たくさん有りますから、探してみてください!
力が付いたと思ったら、英検3級、準2級に挑戦する事も、実用英語獲得のモチベーションを高めてくれます。
英検3級に合格出来たら、"アニメ英語教材" を英会話力獲得のために、どんどん利用してください!
その時、このサイトで紹介しているアニメ教材は、最高です!

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